みなさま、こんにちは。Kazuto Tanabe です。

今回は、Bose の デスクトップスピーカー Bose Companion 2 をレビューします。
本製品は、Bose のデスクトップスピーカーの中では最も安価なモデルとなり、はじめてのデスクトップスピーカーに最適な製品となっています。

・開封

パッケージ

内容物は本体、取扱説明書等、3.5mmオーディオプラグ、電源アダプタ

本体

ACプラグは日本を含むAタイプの他、B、C、SE、BF、Oタイプが付属。

プラグは着脱式

右側スピーカー前面。音量調整つまみとイヤフォンジャックが配置。

裏面には左側との接続用端子、電源入力、オーディオ入力、コンピュータ接続用入力が配置。

設置例

別角度

・音質について

本製品の音質を一言で表すなら、「万人受けする音」だと言えると思います。

もっとも、この番人受けする音は、Bose の音作りの方針/特徴であり、実際聴いていても不快な音が出たり、解像感に不満を持つことはありませんでした。高音の抜け具合や、低音の迫力はライブで生演奏を聴いているような迫力があり、全体的に上手くまとめられた音を奏でていると感じます。

しかしながら、Bose の音作りに関しては様々な意見があり、原音を重視する Hi-Fi を好む方にとっては「低音が強すぎる」「作り物感のある音」と感じられるかもしれません。

この点については、私も同様の感想を持っており、SHURE SE846 や GENELEC 8010A と比較すると、やや違和感を感じる音の作りとなっています。但し、比較対象の製品との価格差や用途に差のあること、本製品の音も十分なレベルであることから、音に特別なこだわりがない限り、十分すぎる音質だと思います。

・総評

とりあえず、これを買えば間違いない。Bose Companion 2 はそんな製品です。

本製品は、実売価格1万円程で入手できるデスクトップスピーカーの中で上位を争う音質の良さを誇っており、多くの人が満足できる音となっていると思います。

特に、コンピュータ内蔵のスピーカーや数千円程度のデスクトップスピーカーからの買い替えであれば、音質のグレードアップに驚かされることになると思います。実際、MacBook Air 2018 の内蔵スピーカーなどと比較しても、段違いの音質を誇っており、音楽や映像鑑賞の質を大幅に向上させてくれるものです。

また、本製品のオーディオ入力端子に Amazon Esho などのスマートスピーカーに接続し、ストリーミングで音楽を楽しむという使い方もできるため、スマートスピーカーとの接続も個人的にはオススメの使い方の1つです。

デスクトップスピーカーの購入を検討されている方は、本機種も検討してみてはいかがでしょうか。

最終更新日:2020年7月25日