本日、TechInsightsが公開した分析を基にReutersが「iPhone X」の製造コストを報じています。

分析の結果、iPhone Xに使われているパーツの製造コストは357.50ドル(約4万円)とみられ、販売価格に対しての利益率は64%となっています。

なお、同時に発表されたiPhone 8/8 Plusの製造コストは約27,600円、約32,200円で、利益率も50%台となっており、iPhone Xの利益率の高さが伺い知れます。

ちなみに、これ系の記事をみて、もう少し安く売れ!と言う方がいるので、先に書いておきますが、この価格は、部品コストのみを換算したものとなっており、ソフトウェア開発費や機種の開発費は換算されていません。

iPhone Xに関しては、数年前からFace IDを中心に莫大な開発費用が投じられているとJony Ive(ジョナサン・アイブ)氏が述べていることから、これまでの端末よりも利益率が挙げられているものとみられます。

今後、約4年間のOSアップグレードや流通コストもプラスされますので、妥当な価格と考えて良いと思います。

 

Via: MacRumors

最終更新日:2018年1月25日