iPhone Xの望遠レンズが、iPhone 7 Plusの5分の1以下の光量でも撮影できることがわかりました。

実験を行ったのは、プロダクトデザイナーのドン・プロボスト氏。

同氏はiPhone XとiPhone 7 Plusが、暗所で自動的にレンズを望遠に切り替える明るさを比較する実験を行い、映像として公開しています。実験は、真っ暗な状態から段階的に明るくなる照明に反応してレンズを切り替えるタイミングを比較する方法で行われています。

実験の結果、iPhone Xのカメラが広角から望遠に切り替わったのは薄暗い16ルクス時。それに対し、iPhone 7 Plusは、かなり周辺が明るくなった88ルクス時でした。

この結果から、iPhone Xの望遠レンズが、iPhone 7 Plusの5分の1以下の光量でも撮影できると結論付けられました。

この結果には、iPhone 7 Plusのカメラ性能が大きく影響しており、望遠レンズは広角レンズに比べて口径が小さく、より多くの光が必要になるため、一定の光量以下になると自動的に広角レンズで撮影し、画像を2倍に拡大して撮影してしまいます。

それがiPhone Xのセンサーが大型化、高速化、望遠カメラへの光学式手ぶれ補正の搭載により、暗所撮影性能が大幅に向上しているそうです。

 

Via: DaringFireball

最終更新日:2018年1月25日

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