本日、Appleが「Everyone Can Code」カリキュラムの実施校にヨーロッパ圏の教育期間が加わったと発表しました。

これは、同社が教育機関向けに提供している無償カリキュラムで、Swift言語を用いたプログラミングを学べるカリキュラムとなっています。このカリキュラムを新たに採用した教育機関はイギリス、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、オランダ、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、オーストリア、ベルギー、チェコ、アイルランド、ルクセンブルク、ポーランド、ポルトガルの16カ国にある合計70校で、これまで採用していた教育機関を含めると、50万人(昨年11月時点)以上がこのカリキュラムでSwiftプログラミングを学んでいるということです。

Tim Cook(ティム・クック)Apple CEOは今回のリリースに伴い「今日ではコーディングは不可欠なスキルであり、Everyone Can Codeを通じて世界中の人々がコーディングを学び、プログラムを書き、教える力も与えています」とのコメントを出し、Everyone Can Codeの成果を強調しました。

なお、現時点でEveryone Can Codeの採用を発表している日本の教育機関はなく、民間企業が作成したカリキュラムを教えるということも制度上認められていないため、日本での実施は当分の間は絶望的です。

 

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