Appleの共同設立者のSteve Wozniak(スティーブ・ウォズニアック)氏が先週、ストックホルムの北欧ビジネスフォーラムで講演し、その中でiPhone Xを名指し批判していたことがわかりました。

同氏は講演の中で、「私はiPhone 8に満足しています。これはiPhone 7と同じですが、iPhone 6とも同じです」と述べ、iPhone 6から見た目に大きな変化がないiPhone 8を気に入っていると述べた上で、「iPhone Xのサイドボタンは、すばやくクリックするか、2回クリックするかなど、クリックする回数ごとに別の動作を行います」「わたしは物事は簡単で分かりやすく、直接的であるほうが好きです」と述べ、iPhone Xのサイドボタンへの不満をぶちまけました。

なお、同氏は昨年のiPhone X発売後にApple Tim Cook CEOからiPhone Xを贈られており、贈られた直後は「ちょっと、気に入っている」と述べていましたが、上記の理由から使用を継続するには至らなかった様子です。また、同氏は以前にもFace IDに疑問を呈しており、(指紋などの)生体認証の方がセキュアだと述べていました。

実際に、iPhone Xのサイドボタンは長押しで「Siriの起動」、サイドボタンと音量ボタンで「電源オフ」などAppleらしからぬ複雑なインターフェイスとなっており、筆者もこれにはやや頭を悩ませています。ちなみに、同氏とほぼ同じことを言い、最近iPhone 8を最近購入した人物もおり、昔のAppleを愛する人にはiPhone Xは受け入れられにくいのかもしれません。

 

Via: 9to5Mac

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