本日、Appleが先日発表されたばかりの「iPad 9.7インチ(第6世代)」向けに「iOS 11.3」をリリースしました。
なお、新型iPadは今週中に発送予定とはなっているものの、現時点で同機種を持っているのはAppleから貸し出しを受けた大手メディアやティアワンに限られるため、これらの人たちが先行レビューをできるように行われた対応だと考えられます。
iOS 11.3には、新しいAR体験を可能とする「ARKit 1.5」が搭載され、iPhone Xユーザー向けには新しい「アニ文字」ライオン、熊、ドラゴン、頭蓋骨が追加されます。
また、昨年話題となった「バッテリーとパフォーマンス」に関する新機能も含まれており、バッテリー劣化が端末の動作速度に影響を及ぼしているかを確認できるツールが用意される他、本機能「ピークパフォーマンス性能」のオン・オフをユーザーが切り替えれるようになっています。
しかしながら、同社は「ピークパフォーマンス性能」機能をオフにした場合、予期せぬシャットダウンの恐れがあるとして使用は一時的なものとするよう呼びかけています。
その他にも、Apple Musicへのミュージックビデオ機能の追加、Advanced Mobile Location(AML)への対応なども行われており、細かいバグや不具合の修正も含まれています。
なお、アップデートは『設定』>「一般」>「ソフトウェアアップデート」より可能です。
繰り返しとなりますが、新型iPad以外への配信は開始されていません。