本日、AppleがiPodの下取りサービスを2018年4月18日をもって終了すると発表しました。

Appleは自社で販売した全ての製品にリサイクルプログラムを提供しており、その一環として、iPhoneやiPad、iPodの下取りサービスを行っています。iPod向けのリサイクルプログラムは、iPod shuffleを除くiPodをApple Storeに持ち込むと、新しいiPodを10%オフで購入できるというものでした。

なお、先述の通りiPhoneやiPadも下取りが行われていますが、iPodとは異なり、下取り金額分のApple Storeギフトカードでの換金、新しい製品を購入する際に差額分を割り引く方式となっています。

なお、下取りサービス終了後もリサイクルプログラムは継続して実施するとしています。

・iPodは縮小傾向

Appleは、2017年7月28日にiPod shuffle、iPod nanoの販売を終了、iPod touchも2016年以降、新型モデルも登場しておらず音楽業界に革新をもたらした企業にも関わらず、柱となるはずの同デバイス開発事業は縮小の一途を辿っています。もっとも、iPhoneやiPadの登場、先日、有料会員数が4000万人を突破したミュージックストリーミングサービス「Apple Music」の影響もあり、オーディオプレイヤー自体の需要が減少しているのも事実です。

 

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