先日、アメリカ連邦通信委員会(FCC)が公開した資料の中にAppleが「iPhone X ゴールドモデル」を計画していたことを裏付ける内容が記載されていることがわかりました。

米国内でスマートフォンなどの電波を発する機器を販売する前は、電波法に則った端末となっているかなどをチェックし、評価基準に該当した端末に対しては「FCC」マークを付与しています。今回、AppleがiPhone Xにゴールドモデルを用意していたことが判明したのは、これらの認証マークの取得を行うためにFCCに事前に提出した資料があったからです。

なお、同委員会は先述の通り米国で販売を行う全てのメーカーに発売前の申請を義務付けており、申請から半年間は機密保持期間として資料が公開されることはありませんが、この期間が終了したものに関しては随時情報公開が行われる仕組みとなっています。

また、Appleが同資料をFCCへ提出したのは2017年9月7日となっており、この時点ではゴールドのiPhone Xが販売される予定だったことが予想できます。しかし、現時点で販売は行われておらず、新色関する情報もないことからボツになった可能性が高そうです。

なお、お気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、上記の写真に写るiPhoneの「iPhone」という文字の下に各種マークの刻印がなされていますが、製品版ではこれらの刻印はなく「iPhone」という文字のみになっています。

 

Via: 9To5Mac

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