みなさま、こんにちは。Kazuto Tanabe です。
今回は、PFU より販売されているモバイルスキャナー ScanSnap iX100 をレビューします。
本製品は、バッテリー内蔵型のモバイルスキャナーで、各種クラウドサービスとの連携や、オフライン時でもワイヤレスでデータをコンピュータやスマートフォンに転送できる製品となっています。
・開封&レビュー
パッケージ。化粧箱でないあたりに日本メーカーらしさを感じます。
付属品は本体、保証書類、MicroUSBケーブル、インストールCD。
本体。今回はブラックをチョイス。
左側面にMicroUSBのinポートがあります。
正面奥の側面にはWi-Fi関連のボタン。
読み取り開始ボタンとバッテリー、Wi-Fiのインジケータがあります。
初期状態ではバッテリーがなかったので充電中。iX100はモバイルバッテリー駆動も可能です。
名刺サイズから、
こーんな長いものまで。様々なサイズの紙を読み取ってくれます。
・読み取り可能サイズなど
本製品の読み取り可能サイズは、A4、A5、A6、B5、B6、はがき、名刺、レター、リーガル、カスタムサイズ(最大 : 216mm×360mm、最小 : 25.4mm×25.4mm)となっており、別売の A3キャリアシートを利用することで A3、B4、11インチ×17インチ、写真(E版、L版、LL版)の読み取りに対応しています。
また、読み取り解像度は最高設定のエクセレントで、カラー/グレー600dpi、白黒1,200dpi相当 : 片面 20.4秒/枚 となっています。
・収納にはそろばんケースが良いらしい
本製品を購入する前に、Amazon のレビューを読んでいたところ、「そろばんケースにぴったり収納できる」というレビューを発見しました。
モバイルスキャナーという持ち運びが前提となる製品ですので、何かしらのケースは必要だと感じていました。しかし、純正ケースは¥3,000程とスキャナーのケースにしては立派なお値段ですので、そろばんケースを買って不都合があれば、純正ケースに変更しようと思い、とりあえずはそろばんケースを購入してみました。
まさかスキャナーを収納されるとは思ってもいないそろばんケース。
横がざっくり開くので、出し入れはサッとできそうです。
ファスナーを閉めると、設計上ではありえない膨らみがあるものの使用可。
実際にそろばんケースに収納を試みたところ、予想以上にぴったりで驚きを隠せませんでした。
しばらく使っていても、特に不都合は出ていないので私はこのまま使用しようと考えています。とはいえ、メーカーが想定した使い方ではないためこの記事を見て真似をするという方は、自己責任でお願いします。
・総評
モバイルスキャナーを買うならこれ一択。
iX100 はそう言い切れる非常に完成度の高い製品となっています。
クラウド機能に関しては詳しく紹介されているページが公式ページに用意されていますので、記事中での紹介は省かせていただきましたが、スキャナーに書類を通しただけで事前に指定しておいたクラウドサービスに自動的にデータが転送されるというのはとても便利な機能です。
読み取り精度や解像度、本体の動作速度や重量などハードウェア面についても、非常に完成度が高く、ハード/ソフトウェア共に非常に洗練された製品だと思います。
モバイルスキャナーの購入を検討されている方は、チェックしてみてはいかがでしょうか。
PFU の公式ページはこちら