米メディア AppleInsiderなどによると、Appleがベータテスト中のApple Watch向け次期OS「watchOS 5」にはタイムトラベル機能は実装される見込みはないということです。

Apple Watch専用OS「watchOS」には、Digital Crownを回して過去や未来のスケジュールや天気などの情報を確認するツールとして、「タイムトラベル」機能がwatchOS 1の頃より実装されていましたが、複数のメディアが今秋リリース予定の「watchOS 5」正式版では実装されないだろうと報じています。

その要因として、ユーザーが本機能を意図せず使用してしまうケースが多発し、ユーザーの操作性を損なう場合があるとして、操作性を確保する目的などを理由にサポートを終了する見込みの様です。同OSには、アストロノミーなど「タイムトラベル」機能を前提としたウォッチフェイスが複数存在していましたが、これらについてはタイムトラベル機能は除かれるものの、今後も利用可能だということです。

実際、今年の6月に「watchOS 5 beta」がリリースされた段階で本機能は削除されており、本項執筆時点で最新のベータ版である「watchOS 5 beta 7」にもタイムトラベル機能は実装されていません。

 

Via: AppleInsider