みなさま、こんにちは。Kazuto Tanabe です。
今回は、hellomaco より販売が開始された Apple Watch 充電器、hellomaco GO 2 をレビューします。
本製品は、USB-C に直挿しするタイプの超小型な Apple Watch 用充電器としては初めて、Apple Watch Series 7 および Ultra 以降の高速充電に対応し、Apple の MFi 認証も取得した製品となります。
Contents
開封
パッケージ
本体
ロゴ入り
裏面には各種仕様が印字
iPad 10 に接続して使用したり
iPhone 15 Pro に接続することもできる
※iPhone・iPad では高速充電は使用できません。
過去の類似性品と比較
本製品を見て、類似製品を思い浮かべた方はなかなかのガジェットツウの方だと思います。
USB-C に直挿しできる Apple Watch 充電器は、Anker の Anker Portable Magnetic Charger for Apple Watch が元祖であり、本製品の製品概念はそれに倣ったものです。
両製品を比較
しかし、Anker のそれと本製品では決定的に異なる点が2点あります。それは、高速充電対応の有無と、USB-C 端子の位置です。
Apple Watch は冒頭でも触れた通り、Apple Watch Series 7 および Ultra 以降の機種であれば「30分で50%以上」の高速充電機能を有しています。これには、専用の充電ケーブルと5W以上の USB- PD 充電器が必要となっています。
Anker の充電器は、高速充電という概念が Apple Watch に導入される以前の2021年に発売されたものであり、その後も高速充電に対応した後継モデルは登場していません。
また、本製品の左に寄った USB-C 端子の配置には合理的な理由があり、以下の画像を見比べていただければ一目瞭然かと思います。
Anker の充電器は MacBook に接続すると隣のポートと干渉してしまう
本製品はそれが考慮され、左寄りになっている
USB-C ポートが横配列となっている充電器でもその効果を存分に発揮する
本製品は、Anker のものよりも後発品であるため、これら2点の改良は当然といえば当然のことかもしれません。しかし、Anker スタイルを安易に真似るメーカーが多いのも事実で、ユーザーの利便性を考慮し、最適な製品設計が行われている点においては、どの製品よりもユーザーフレンドリーであるいえるでしょう。
使用感
筆者は、Apple Watch が高速充電に対応して以降も、出先では Anker の充電器を使用していました。
しかし、家での充電と比較すると明らかに充電速度が遅く、不満を抱いていました。その結果、対してポータブルでもないエレコムの充電スタンドを無理やり使ったりもしていましたが、どうも収まりが悪く、荷物に感じていました。
ゴチャゴチャはするものの、充電関係はこれ1つでまとまるのが良い
本製品はその問題を一撃で解決した上、ポータブル用のどの製品よりも Apple 製品にマッチするデザインとなっており、使用していても何の不満も感じません。
総評
Apple Watch ユーザーは迷わす買うべき。
本製品はそう断言できる製品です。Apple の MFi 認証を取得し、純正品と遜色なく使用できることはもちろんのこと、高速充電対応、USB-C ポートに干渉しないデザインなど、考え抜かれた製品であり、完璧な製品といえます。
全ての人に強くオススメできる製品となっていますので、Apple Watch オーナーの方は購入してはいかがでしょうか。