みなさま、こんにちは。Kazuto Tanabe です。
今回は、Apple の Magic Keyboard テンキー付き JIS をレビューします。
発売から何年経過しているんだよ。レビューするなら発売日にしろ。など、様々なツッコミが聞こえてきそうなレビューですが、いつも通り生暖かく見ていただければと思います。
・Photos
・打鍵感は大きく変化
Apple ユーザーであれば、既に当たり前になっていることですが、Magic Keyborad の打鍵感は、以前のテンキー付きキーボードと比較すると、大きく変わっています。旧型の Apple Keyboard のシザー式は継承されつつも、大幅にキーストロークが削減され、旧型でも十分に少なかった打鍵感がさらに削減されています。
この辺りの変化については、様々な議論を呼んでいる部分ではありますが、過去に MacBook 12 や 現状で MacBook Air 2018 を使っている身からすると、これらのデバイスのキーボードよりも打ちやすい印象です。また、先日発売されたばかりの MacBook Pro 16インチモデルのキーボードにも似た感触があります。(こちらがMagic Keyboardに寄せているという話はありますが)
・元のキーボード。めっちゃ黄ばんでね?
購入後に気がついたことですが、Apple Keyboard と Magic Keyboard を見比べてみると、明らかに Apple Keyboard の黄ばみが目立ちます。
定期的に、キーボードの拭き取り掃除を行なっていたとはいえ、12年前に iMac 2007 の付属品として購入しただけあり、変色がかなり見受けられました。元はここまで白かったのか…。という絶望感に襲われつつも、それだけ使ってきた勲章ともいえるかもしれません。
そういう意味では、交換がなんだか寂しい気もします。
・ワイヤレスって良いよね
今回、特別な理由はなく Magic Keyboard に買い替えましたが、いざ使ってみるとワイヤレスの恩恵を最大限に享受することになりました。
デスクの上で Mac を使わない作業する際に、キーボードを他の場所へ移動させたり、これまではケーブル長の関係で、手前に寄せることができなかったキーボードをより手前に持ってこれるようになるなど、意外にも有線キーボードって使い辛かったんだな。とワイヤレスにして初めて気付かされることもありました。
また、Magic Keyboard は、Lightning ケーブルで Mac に接続すると、充電が行われる他、有線キーボードとしても機能します。付属の Lightning ケーブルが、USB-A – Lightning なのが時代についていけてないのが気にはなりますが、別で USB-C – Lightning ケーブルを用意すれば、最新の Mac でも有線キーボードとしても使用することもできます。
この、ワイヤレス/ワイヤード接続を切り替えられる機能は、Apple Keyboard にはなかった機能なので、(使うかどうかは別にして)買い替えて良かったかな。と思うポイントです。
・総評
とりあえず、購入時点では「買って良かった」と感じている Magic Keyboard。
ただし、Magic Keyboard には、本体が反り返る問題や、充電式になったことによるバッテリーの劣化問題があるため、Apple Keyboard の様に長年使える代物ではないという点に関しては、購入前に憂慮しておかなければならない問題かもしれません。これらについては、何かしらの不具合が出たら記事にしようと思っています。
また、ワイヤレス化したことにより、¥12,800(税抜き)と、Apple Keyboard と比較すると価格が上がった点もネックといえそうです。しかし、利便性や毎日使うものであることを考えると、そこまで高い買い物ではないのではないでしょうか。