みなさま、こんにちは。Kazuto Tanabe です。

今回は、HOKUTO 防湿庫 25L をレビューします。本製品は、カメラなどの精密機器の保管に使用する防湿庫です。

・Photos

本体

付属品はACアダプタと取扱説明書

本体背面

庫内

除湿ユニット

相対湿度計と温度計を内蔵

・使用感

今回は、ミラーレスカメラボディ1台とレンズ2本の保管をするために本製品を購入しました。

当初は本製品の1つ上の41L版の購入を検討していました。しかし、筆者はカメラに関してはそこまでのこだわりはなく、最低限の機材しか持っていないため、今後もそこまで増えることはないだろうと思い、25Lの本製品を選択しました。

結果的にこの選択は正解で、上記のアイテムを入れてもスペースの余裕はかなりあり、さらにもう1セットは余裕で収納できる容量はあると思います。ですので、そこまで機材が多くない方は25L版で十分かと思います。

また、湿度は内部のユニットで調節ができ、40%代で維持する設定にしていますが、動作音はなく、安定して湿度を維持できています。

・湿度の高い日本には必須アイテム

近年の日本の年間平均湿度は、60%台後半から70%台前半とかなり高い上、梅雨時期である6月の平均湿度は80%前後とカメラの保管に最適とされる40%〜50%には程遠い環境です。そのため、防湿庫なしではカメラの大敵であるカビの発生に最適な環境下であり、カメラの保管には何かしらの対策が必ず求められます。

筆者は本製品を購入する前は、ドライボックスにシリカゲルを入れ保管していましたが、効果が見えにくく、大気の影響を受けやすいため、いつも「大丈夫なのかなぁ?」と思いながら保管していました。その不安が、本製品によりなくなっただけで「導入してよかったな」と感じています。

・総評

個人的にカメラグッズの購入はかなり久々となりましたが、どうせ買うならもっと早くに買っておけばよかったな。と思わせるアイテムでした。

パッとみの見た目が明らかに電子レンジだという点は、「ちょーっとどうなの?」と感じる点ではありますが、湿度維持性能や扉の鍵など、1万円未満という価格にも関わらず防湿庫として必要十分な機能を持っており、多くの人が十分満足できるレベルの製品だと思います。

小型防湿庫の購入を検討されている方は、本製品をチェックしてみてはいかがでしょうか。

参考:東京の相対湿度データ

最終更新日:2022年4月18日

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