みなさま、こんにちは。Kazuto Tanabe です。

今回は、Belkin より販売されている240W対応の USB-C – C ケーブル、BoostCharge USB-C to USB-C Cable 240W をクイックレビューします。

開封

パッケージ

内容物は本体と説明書

端子部分

240Wの刻印入り

被膜の素材はファブリック

USB-IF 認証取得済み

本製品は、USB 規格を策定する USB Implementers Forum(USB-IF)による認証を取得しています。

そのため、製品に何らかの規格違反が存在することはなく、規格通りに設計されているデバイスで使用する分には、高い互換性と汎用性を備えています。

さらに、本製品の特徴として、60W以上の電力供給が可能な USB-C ケーブルに搭載が義務付けられている E-Marker を端子両端の合計2つ備えており、従来品よりも安全性が向上しているとされています。また、加熱保護機能も備えており、最大240Wの電力を供給しても安全に使用できるとされています。

本製品の認証を取得している上に、E-Marker がダブルで搭載されているという特徴を兼ねる製品は、現時点で他に確認できず、本製品最大の特徴であり、アドバンテージといえるでしょう。

使用感

筆者は、つい先日も Belkin の USB-C ケーブルのレビューを行なっています。

本製品と先日の製品を比較すると、対応するW数や端子部分の構造の違いがありますが、被膜とその硬さなどは全く同じといって良いと思います。

差異はケーブルタイ付属の有無もある

転送速度についても、本製品は充電のみを意識した製品で USB 2.0 となっており、両製品の共通点はかなり多くなっています。

そのため、従来通りの耐久性や使用感を提供しており、Belkin のファブリックケーブル自体が非常に取り回しがしやすいものであるため、個人的に本製品も非常に気に入っています。

なお、現時点で240Wで充電できるデバイスや充電器はおろか、Apple 製品で100W以上の電力を必要とする製品は MacBook Pro 16 しかない上、それも MagSafe 3 でのみ対応という形であるため、本製品を誰がどこで必要としているのかには、正直疑問を抱かざるを得ません。

とはいえ、将来的に何らかの形で必要になるかもしれませんので、持っておいても損はないかもしれません。

<2023年11月9日 Update>

M3 Pro/Max を搭載した MacBook Pro 16 2023 は、USB-C での140W充電に対応しました。

そのため、本製品と MacBook Pro 付属の140W充電器を使用して140W充電を行うことができます。

総評

とりあえずこれを買っておけば間違いない。

本製品はそういえる製品です。Belkin 製かつ、USB-IF 認証を取得している製品で安全性や互換性がしっかりと保証されているにも関わらず、¥2,000を切る手頃な価格で万人にオススメできる製品となっていると思います。

iPhone 15 シリーズなどの購入で、USB-C ケーブルの購入を検討している方は本製品も検討してみてはいかがでしょうか。

最終更新日:2023年11月10日

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