みなさま、こんにちは。Kazuto Tanabe(@WWDC1999)です。

今回も2017/07/01に開催されたAUGM大阪で発表されたcheeroさんの新製品についての話題です。
同時に発表された「cheero Sleepion 2」の記事はこちらからどうぞ。

この記事では、Sleepion関連の発表の後に行われた内容とオフトークをご紹介したいと思います。

「角が立つけど役に立つ」のキャッチフレーズが添えられたスライドと共に「cheero Power Mountain 50000mAh」を発表。

発売は9月を予定しているそうです

容量は50000mAhで、Quick Charge 3.0とAuto-ICを搭載。
高輝度LEDライトや12V/3A(36W)出力に対応していることなどが紹介されました。

実物も用いた紹介も行われました

充電は入力19V/2A(38W)で行われ、本体を満充電するまでに要する時間は8時間程度だそうです。
さらに、本体に15本ものリチウムイオン電池が内蔵されているそうで、安全性を考慮して落下や強い衝撃などでも発火しないように、本体に1000℃までの耐熱性を備えているのも特徴です。

本体全景
スタンドとバッテリーは分離します。

ポート類の配置など
LEDライトの下に配置されている四角い窓は、バッテリー残量を数字で表すインジケータです。

ちなみに、容量的に何をどれだけ充電できるのかを参考程度に記載しておきます。

iPhone7 Plus 約13.5回

iPhone7 約20回

iPhoneSE 約24.5回

iPad Pro 12.9 約3.5回

iPad Pro 10.5 約5回

iPad 5 約4.5回

MacBook 約2回

実物を持ってみてまず感じたのは、本体の重量。
みなさん口を揃えて『おもっ!』と言ってらっしゃいました。

重量として800g〜1000g程度はある印象でした。
さらに、片手で持てるせいもあり、中身がギッシリ詰まっている印象を受けて余計に重く感じました。

東 社長に使用用途を伺ってみると「モバイル用途は想定していない」と。
それに続き「コンセントがない場所や災害時の使用を想定している」とのご回答をいただきました。

確かに、一家に1台あれば災害時なども数日間はしのげる容量です。
個人的にはスタンド機能もあるので、動画をiPadで流しながら充電したいかな。と思っています。

 

Sleepion 2同様、試作機の写真を掲載しています。
製品版と若干の差異が出る可能性がありますので、その点はご容赦ください。

ここから先はオフトーク。

このバッテリーは3年くらい前に最終サンプルまで作られたものの、技術的問題などからなかったことにされた「鈍器」と呼ばれるバッテリーのDNAを引き継いでいるそうです。但し、DNAを引き継ぎすぎたせいか重量増加で「鈍器」度合いは向上しているようです。

オフトーク おわり。

最終更新日:2018年1月30日