本日、民間調査会社Counterpointが公開したレポートによると、Nokiaブランドのスマートフォンが2017年第4四半期(2017年10〜12月)に全世界で約440万台販売され、市場シェアは1%となったことがわかりました。

フィーチャーフォン時代、圧倒的なシェアと北欧デザインで市場を圧倒した同社。
しかし、2007年のiPhoneの登場以降、フィーチャーフォンの販売減に悩まされ、自社が開発するスマートフォンは鳴かず飛ばずの状況が続き、2014年には携帯電話事業部門をMicrosoftに売却していました。

その事業部門を購入した Microsoftも、Windows Mobile OS自体がコケるという最悪の事態に陥り、2016年5月にフィーチャーフォン関連部門とその資産を中国FIH Mobile(富智康集団)とフィンランドHMD Globalに売却していました。

そして「Nokia」ブランドを取得したHMD Globalが2017年1月に、NokiaブランドのAndroidスマートフォンを市場に投入すると発表。その後、好調に販売台数を伸ばし、2017年第4四半期におけるHMD GlobalによるNokiaブランドスマートフォンの出荷台数が全世界のスマートフォン出荷台数の1%を獲得するまでに急回復しました。

この数字は、同四半期のSONY、Google(Pixelシリーズ)、HTC、Alcatel、Lenovo、OnePlus、Gionee、Meizu、Coolpad、Asusなどのライバルメーカーよりも多くなっています。さらにフィーチャーフォンの出荷台数も、1年前には0%だった世界シェアを、15%(1位)にまで回復させ、スマートフォンとフィーチャーフォン市場の両方を合わせた世界シェアは5%で6位となっており、華麗なる復活劇を遂げています。

しかしながら、これはあくまで「Nokiaブランド」の端末であり、フィンランドに今も通信インフラ施設・無線技術開発の会社として残る、元々のNokiaの功績ではありません。とはいえ、フィーチャーフォンで世界を席巻したNokiaの復活は、会社が変わっても歓迎されているようです。

 

Via: TechRader

Error(Copyrighted Image)