本日、Laptop MagがMacBook Pro 2018に搭載されているSSDの速度計測結果を公開しました。

計測に使用されたMacBook Proは、Intel Core i5 2.3GHz/8GB RAM/512GB SSDの標準仕様モデルで、SSDの速度計測以外にも「Geekbench 4」「Handbrake」での動画変換テスト、Excelでのマクロテスト、「Dirt 3」でのGPU性能テストなどが実施されています。

また、比較対象として、Dell XPS 13、HP Spectre 13、Huawei MateBook X Pro、Asus ZenBook 13、Microsoft Surface Book 2などが用意されています。

ファイルコピーテストでは、MacBook Proが「2,519MB/秒」という結果となり、Mac向けのディスクスピードのベンチマークアプリ「BlackMagic Disk Speed」でも「2,682MB/秒」という驚異的な結果が出ています。なお、4.9GB相当のデータのコピーに要した時間は約2秒だったということです。

しかしながら、この驚異的な速さの裏には、搭載しているSSD以外の性能も関係しているようで、Appleの新しいファイルシステム「APFS」には、「Instant Cloning」と呼ばれる技術でファイルのコピーを高速化する設計が施されているため、SSDの基本性能以上の転送速度を誇るようです。

また、Geekbench 4を用いた基本性能テストでもMacBook Proがトップとなり、2位のDell XPS 13(Core i7搭載)に4,000ポイント以上の差を付けています。しかし、動画変換テストでは長時間駆動やエンコードが得意なCore i7を搭載したDell XPS 13が1位、MacBook Proは2位という結果となっています。(約1分差)

また、GPUのテストでは「Intel Iris Pro Graphics」しか搭載していないMacBook Proが最下位となり、1位は「NVIDIA GeForce MX150 (GDDR5 2GB)」を搭載した「Huawei MateBook X Pro」となりました。しかし、MacBook Proは、いわゆる外付けGPU「eGPU」が利用できるため、これを接続した場合の性能はこの通りとはなりません。

 

Via: MacRumors

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