先日、Appleはアメリカ シカゴのリバーフロントに旗艦店となるApple Storeをオープンさせました。
そしてその数週間後、シカゴに寒波が到来し一面、雪化粧になりホリデーシーズンにぴったりの景色になっていました。
その際、同店のMacBookのトップパネルを模した天井に大量の積雪が発生し、つららが出来るなどシカゴという立地を理解して建築された建造物なのかなど、安全面について疑問を呈する声が上がっていました。
イメージしてた積雪とはかけ離れますが…。
つらら。これは確かに危ない。
Appleはこの問題を取材したメディアに対し「屋根の融雪装置のソフトウェアに関する不具合で、思うように融雪機能動作しなかった」と述べ、この問題がソフトウェアに関するトラブルであったことを明かしました。しかし、ソフトウェアを開発させれば世界一のApple。「問題はすでに解決している」とし、同じような問題はおそらくは発生しないだろうと述べています。
また、シカゴという立地を考慮したかとの問いに対しては「ロンドン Foster + Partners社の建築家は、冬を念頭に置いてガラス張りの店を設計していたが、技術的な不具合によって挫折した」と語り、屋根までガラス張りにする予定であったが、技術的に難しいということでMacBookを模したデザインに変更されたことを明かしました。
ちなみに、融雪した雪から出る水は店内の柱の中を通り、排水される設計となっているようで、店の屋根から水が垂れてくるという問題は本来は発生しないようです。
とはいえ、自然相手のことですので流石のAppleもしばらくの間は苦戦が続くのかもしれません。
(というか、Storeの屋根の融雪装置のソフトウェアも自前とは…w)
なお、積雪があった日の最低気温は-16.6℃で、シカゴとしても寒さが厳しい日となっていました。
さらに余計なことを言うと、現状の予測モデルを見る限り、来週1月8日(月)もこの日よりも気温は高いものの降雪が予想できます。
Via: 9to5Mac