みなさま、こんにちは。Kazuto Tanabe です。
今回は、Belkin の BoostCharge Pro Flex USB-A to USB-C ケーブルをクイックレビューします。
なお、本記事は本製品の USB-C to USB-C 版である BoostCharge Pro Flex USB-C to USB-C ケーブル の記事内容を一部流用しており、省略部分もありますので、本記事と合わせてそちらもご覧いただくと、よりわかりやすいと思います。
開封
パッケージ
内容物は、ケーブル、取扱説明書、マグネット固定用鉄板
端子
ケーブルタイ付属
ケーブルを束ねることも
金具が磁石のため鉄板にくっつけることもできる
仕様を確認
2023年において、まして Belkin 製のケーブルが規格に沿わないということはまずないと思いますが、一応仕様を確認しておきます。
確認の結果、USB 2.0 ケーブルで、56Kレジスタが使用されており、USB-A – USB-C ケーブルとして、安全な製品であることが確認できました。
なんで買った?
本誌を定期的にご覧いただいている方なら、筆者が今更 USB-A – USB-C ケーブルを買うことに違和感を覚えるかもしれません。
iPhone も USB-C になったことですし
事実、筆者は数年前に USB-A 充電器を全廃しており、ケーブルを含め全て USB-C に移行していました。
しかし、これには一部の例外が存在し、それがモバイルバッテリーです。近年発売された製品であったとしても、これには USB-C ポートと USB-A ポートが共存しているケースが多くなっています。
また、古いけれど別に処分する必要もない、災害時用のモバイルバッテリーが我が家に大量にあり、これらを使用しようとした場合に本製品のような USB-A – USB-C ケーブルが必要となります。
充電速度は遅いけど有事にそういうことはいってられない
従来までは、USB-A – Lightning ケーブルがこの役割を担っており、Apple ユーザーの筆者はこのケーブルは保管に困るほど持っていたため、今日の今日まで古いモバイルバッテリーからの充電に苦労しませんでした。
しかし、iPhone も USB-C に移行してしまった今、Lightning ケーブルはただの紐となってしまい、新たに本製品を購入する必要が生じてしまいました。
総評
USB-A – USB-C ケーブルならこれ一択(必要ならば)。
本製品はそういえる製品です。安全性に問題がないことや、シリーズを共通して上品な仕上がりとなっているデザイン、USB-C – C ケーブルと同じデザインで統一感を持たせることができるなど、本製品にしかできない芸当もあり、満足度はかなり高くなっています。
とはいえ、USB-A – USB-C ケーブルという製品ジャンル自体が陳腐化しており、2023年にもなって必要になるケースはごく稀でしょうし、100円ショップでも販売されていることを考えると、本製品は非常に高価な製品です。
それでも、耐久性や iPhone などの充電に使用することを考えると、納得のいく価格であり、本製品を選ぶ価値は非常に高いと思います。