カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)の研究者が発表した論文によると、Apple Watchとディープラーニングを組み合わせると睡眠時無呼吸症や高血圧を高精度で診断できたということです。
調査は、心拍数測定アプリを開発しているベンチャー企業のCardiogramとの協力で実施され、Apple Watch用の専用アプリと、最新のディープニューラルネットワークを組み合わせることによって、睡眠時無呼吸症と高血圧をどこまで正確に診断できるか。が実験されました。
調査対象としたのは、6,115人のApple WatchおよびCardiogramが開発したアプリのユーザーで、測定は53週間に渡って行なわれたとのこと。
調査の結果、高血圧は82%、睡眠時無呼吸症は90%の精度で予測できることが判明しました。
この研究結果をすぐさま実用に転用できる訳ではありませんが、Apple Watchとディープラーニングを組み合わせると、高血圧や睡眠時無呼吸症の診断がある程度可能ということを示し、新しい診断方法の可能性が導かれました。
Via: AppleInsider
最終更新日:2018年1月25日