みなさま、こんにちは。Kazuto Tanabe(@WWDC1999)です。

今回もいつものごとく、Appleの発表会終わりには恒例となっている「まとめ記事」をお届けします。
なお、紹介順は需要がありそうな順に並んでいるため、前後関係が一致しない場合があります。

・iOS 13

WWDCと言えばコレ。
次期 iOS です。今回もこれまでの命名方式にならい、「iOS 13」が正式名称となりました。

iOSも13代目ともなると、成熟の域に達しており劇的な変化こそないものの、昨年のiOS 12に続きパフォーマンスの向上が図られ、Face IDの応答速度が30%高速化、アプリの起動時間が2倍高速化されているということです。

また、キーボードはスワイプでの入力が可能になり、『ミュージック』アプリに音楽に合わせた歌詞の自動表示機能が実装され、『リマインダー』は完全な新設計となっており、AIを利用した分別などが可能となっています。

さらに、AirPods での Siri を使ったメッセージの送信・返信にも対応し、そのSiriは、より流暢なイントネーション、発音に改善されているということです。

そして、iOS 13 最大の変更点が「ダークモード」のサポート。
iPhoneがOLEDを採用して久しいですが、ようやく消費電力的に有利なこのモードが搭載されることとなりました。ただ、液晶ディスプレイの場合は、消費電力増につながりますので、その点は覚悟が必要かもしれませんが。

個人的に気になっているのは、iPhone X以降に存在する「ノッチ」がダークモードではあまり目立たないということ。ダークモードがサポートされるまで、ノッチの是非については結論を持ち越していた私ですが、コレならまぁアリかなと感じております。

なお、iOS 13をサポートするiPhoneは、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR、iPhone X、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE、iPod touch (7th generation) となっています。

上記を見てお分かりの通り、iPhone 5s と iPhone 6、iPhone 6 Plus は iOS 13 をサポートしません。

・macOS Catalina

次にMac。今回からはヨセミテ国立公園から脱し、サンフランシスコの「海」関連の地名からバージョン名が取られました。(おそらく今後数年間は継続)

新しいmacOSは、macOS Catalina。
みなさん、読めますか?カタカナをふると、「カタリーナ」となっていますが、Apple役員のアメリカンなイングリッシュでは、どちらかというと「カトリーナ」が近い気がしています。

macOS Catalinaには、iPadをサブディスプレイとして使用できる「Sidecar」を搭載しており、有線/無線接続でiPadをサブディスプレイとして使用できる他、iTunesが「Music」「Podcast」「Apple TV」の3つのアプリに分離され、iOSデバイスの同期/管理などはFInderで行うようになっています。

さらに、ボイスコントロール機能やスクリーンタイム機能に加え、オフラインやスリープ状態のデバイスも探すことが出来る「Find My」、デベロッパーが iPad 向けアプリを Mac に移植することが出来る「Project Catalyst」が発表され、これによりデベロッパーは1つのアプリを iPhone、iPad、Mac、Apple Watch 向けに提供できるようになります。

なお、macOS Catalinaに対応するMacは2012年以降に発売された全てのMac、要するにMojaveが動くMacであればOKです。

・新型 Mac Pro と Pro Display XDR

2年くらい前からAppleが公式に出す出す詐欺をしていた「Mac Pro」と「ディスプレイ」。

Mac Pro、ディスプレイ共々、大幅なデザインの変更が施され、発表されました。

今回のMac Proは、2013年モデル(所謂ゴミ箱型)で不評をかった拡張性の低さを改善するべく、ユーザーである程度のカスタマイズが可能となる仕様に変更されています。

その上で、最大28コアのワークステーションクラスのXeonプロセッサ、1.5TBの大容量の高性能メモリシステム、8つのPCIe拡張スロット、強力なグラフィックカードを搭載しています。

Pro Display XDRは、豪華なP3ワイド、10ビットカラー、最大1,600ニットのピーク輝度、驚異的な1,000,000:1のコントラスト比、および超広視野角を備えた32インチの巨大なRetina 6Kディスプレイとなっています。

なお、両製品の販売は今秋からとなっており、Mac Proは$5,999〜、Pro Display XDRは$4,999〜となっています。

・iPadOS 13

Appleも、iOSと整合性を取るのが厳しくなってきたのか、iPadのOSを「iPadOS」に改称しました。

とは言いつつも、iOS 13をベースに動いているため大幅に操作性が変わったりなどは一切ありません。

iPadOSは、iOS 13をベースとした  iPad 専用OSで、ホーム画面にウィジェットを表示することが可能な他、Split Viewではマルチウインドウの機能に対応し、Exposéで全てのアプリのウインドウを表示することも可能となっています。

また、『ファイル』アプリで、カラム表示やクイックアクション、フォルダ共有、SMBファイル、USBドライブの読み込みをサポートしています。

さらに、Safariには新しいキーボードショートカット、ダウンロードマネージャーが実装され、カスタムフォントの利用が可能になるということです。

なお、iPadOSをサポートするiPadは、12.9-inch iPad Pro、11-inch iPad Pro、10.5-inch iPad Pro、9.7-inch iPad Pro、iPad (6th generation)、iPad (5th generation)、iPad mini (5th generation)、iPad mini 4、iPad Air (3rd generation)、iPad Air 2 となっています。

・watchOS 6

watchOS 6 は、新しい文字盤の追加、時報機能「タプティックチャイム」の搭載、オーディオブック、ボイスメモ、電卓などの新しいアプリが標準で搭載される他、Apple Watch 向けの App Store も開設されます。

また、『アクティビティ』アプリ上でアクティビティの傾向を表示するようになり、『ヘルス』アプリではハイライトやサマリーなど様々なデータを表示可能になる他、月経周期の追跡を行うことが可能となります。

また、これらの発表と同時に新しいPride バンド、夏モデルバンドが追加されています。

なお、watchOS 6 は iOS 13 を実行している iPhone と Apple Wacth Series 1 以降の Apple Watch に対応しています。

・tvOS 13

イマイチ使っている人を見かけないOSでおなじみ、tvOS。
今回も地味なアップデートを遂げました。どちらかというと、今秋にサービス提供が始まる Apple Arcade への対応を目的としたアップデートという印象を受けました。

新しい tvOS 13 の特徴は、ホーム画面の刷新により新たに提供される全画面プレビュー、マルチユーザーサポート、Microsoft Xbox・SONY PlayStation コントローラーのサポートが含まれています。

・新しいアクセサリー類

Apple Watchが登場以降、シーズン毎に新しいアクセサリーを出しているAppleですが、今回もその例に漏れず、2019年サマーコレクションが発表されました。

新たに追加されたのは、iPhone XS/Max用のシリコンケースの新色、コーンフラワー、ドラゴンフルーツ、カナリアイエローと、Apple Watch スポートバンドの コーンフラワー、ドラゴンフルーツ、カナリアイエロー、スポーツループのコーンフラワー、ドラゴンフルーツ、カナリアイエロー、プライドエディションスポーツループです。

・総括

とりあえず、今回は一般向けに関係する発表内容のみをまとめましたが、デベロッパー視点で今回の発表を見ると、改めてAppleスゲェな。と思う発表会でした。

発表されたOSの新機能もさることながら、SwiftUIや各プラットフォームアプリの融合など、Appleでなければできないことが、より進化を遂げた印象で、究極の合理化に突き進んでいることを実感しました。

これらのOSやデベロッパー向けの新機能が、将来の製品にどう影響を与えてくるのかは現時点では未知数ですが、漠然と良い方向に進むのではないかなぁ。と感じています。

なお、本日リリースされた新しいOS群は、デベロッパー向けのBeta版は本日より、一般向けのPublic Beta版は来月より、一般向けの正式版のリリースは今秋となっています。

 

Apple

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