みなさま、こんにちは。Kazuto Tanabe です。

今回は、Anker PowerLine III Flow USB-C & Lightning/USB-C ケーブルをクイックレビューします。

両製品は、ケーブル内部の銅線をグラフェンで覆い、外装にシリコン素材を使用した3層構造を採用。従来のケーブルにはないやわらかさを実現しつつも、約25,000回の折り曲げにも耐える優れた耐久性を実現しているケーブルです。

・開封

パッケージ(Lightning版)

内容物は本体と取扱説明書類

USB-C が1.8m、Lightning は0.9m(ケーブルタイはどちらにも付属)

端子部分(Lightning)

端子部分(USB-C)

・USB-C ケーブルの仕様をチェック

Anker PowerLine III Flow USB-C & USB-C ケーブルは、USB 2.0 5Aケーブルとなっており、100Wの給電に対応します。

USB 2.0ケーブルと認識

eMarker の詳細も確認

・好き嫌いが分かれそうな質感

本製品のケーブル皮膜は、絡まりにくいシリコン素材と謳われています。

充電器とケーブルは同じ色の方が統一感が出る…

この素材の評価にはかなりの個人差があるのではないか?と筆者は感じています。手からするりと抜け落ちてしまうそうなくらいスルスルの質感で、本誌のスタッフの中には「なんか鳥肌がたつ」という人がいるくらい滑りやすい素材です。

もっとも、この素材のお陰で「絡まりにくい」を実現しているので、これを否定しては本製品である必要がありませんが、ゴムのすべすべとした感触が苦手な方は注意した方が良いかもしれません。

また、薄々気がついている方もいるかもしれませんが、販売ページに記載されているピンクよりも「濃い」ピンクとなっており、ローズ系というよりはフラミンゴ系といえるカラーで、実物を見たときに「んー?」と思わされました。

・総評

至って普通のケーブル。

両製品にこれ以外のコメントはしようがないほど、ごくごく普通のケーブルだと思います。実用上、何か困ることがあるわけでもなく「普通に使える」が実現されています。ただし、先述の通りケーブル皮膜の素材が合わない人も一定数いるでしょうから、その点が気になるという方は他の製品を選ばれると良いと思います。

また、Lightning ケーブルの色が違う問題はデジャブを感じますが、もう少しなんとかならなかったのか?と思います。

最終更新日:2022年4月18日

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