みなさま、こんにちは。Kazuto Tanabe です。

今回は、Logicool より販売が開始された新型ワイヤレスマウス Logicool MX ANYWHERE 3S MX1800GR をレビューします。

え?また Logicool のマウスのレビュー?と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、以前レビューした Logicool MX MASTER 3S for Mac が、デスクトップ用であるのに対し、本製品は持ち運びを前提としたモバイル用のワイヤレスマウスとなっています。

筆者は、本製品の旧機種である MX1600sGR ANYWHERE 2S を使用していましたが、随分前にクリック機構が故障してしまっていた上、コロナ禍でモバイルマウスの必要性が薄れていたことから、買い替えを行なっていませんでした。

コロナ禍からも脱却し、個人的にモバイルマウスの必要性が高まっていたタイミングでの新製品発表となったため、発売と同時に購入してみました。

・開封

パッケージ

最近流行りの紙製の環境配慮型パッケージ

内容物は本体、充電用ケーブル(USB-A – C)、取扱説明書

本体

本体側面

本体充電端子は USB-C

裏面には電源ボタンとデバイス切り替えスイッチ

・とても軽い

本製品の開封を行なっている時点で、本製品の軽さに気が付きました。

筆者が以前使用していた ANYWHERE 2S の重量は実測104gであるのに対し、本製品は同じく実測で94gと10gの軽量化が図られています。

2S(左)と 3S(右)

「たった10gで違いがわかるのか?」と思われるかもしれませんが、手に持つと明確にその差がわかります。モバイルマウスである以上、重量は軽いに越したことはないため、この進化はかなり嬉しい進化です。

また、2S と比較すると充電端子が MicroUSB から USB-C に変更となり、MX MASTER 3S に準ずるクリックボタンの静音化が行われています。

・使用感

普段、筆者は MX MASTER 3S をMac mini と使用しています。

それと比較してしまうと、機能性や持ちやすさは比較にならないほど異なります。ですが、安価なマウスや MacBook のトラックパッドと比較すると、長時間の作業をすればするほど、手への負担の度合いが明確に変わってきます。

MacBook にもマウスはいる派の人間

ここ数年、出先ではマウスなしで MacBook Air を使用しており、「マウスなしでも意外とイケるじゃん」と思っていましたが、いざマウスを再び使い出すと、「手がラク…神じゃん…」と感じています。

もう少し、具体的に説明できないのかといわれそうな感想ですが、身体の各部の疲れ方が全然違うので、実際に使用すれば言いたいことがわかると思います。

また、使用していて気が付いた細かな差異ですが、2S と比較するとマウスホイールがわずかに大型化しており、スクロールがしやすくなった印象です。本体側面の加工についても、数本のスリットが入るデザインとなり、以前よりグリップ感が良くなったように感じました。

・総評

モバイルマウスならこれ一択。

本製品はそういえる製品です。年々、わずかながらにも確実な進化がみえ、使用感が向上している稀有な製品だと思います。もちろん、これはハード面もそうですが、アプリケーションなどのソフト面での新機能追加も行われており、価格なりの価値を提供し続けてくれていると感じています。

モバイルマウスの購入を検討されている方は、本製品を購入してはいかがでしょうか。

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