みなさま、こんにちは。Kazuto Tanabe です。

今回は、Amazon部門別ベストセラー1位の人気製品「SONY PCV80U ECM-PCV80U」をレビューします。
本製品は、コンピュータ向け単一指向性マイクで、販売価格¥3,000程度にも関わらず「ある程度」の音質で人気の高い製品です。

個人的に音を録音する用事ができ購入した製品ですが、買ったものはレビューするという本誌のレビューポリシーに則り簡単にレビューしておきます。

・開封&レビュー

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何だかいかにもSONYと言ったパッケージ。(一瞬GoProのパッケージにも見えた)

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付属品は、本体、マイクスタンド、各種ケーブル類、USBオーディオボックス、説明書類です。

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オーディオボックスからMacに接続するケーブルは、USB A – Mini USBケーブル。

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接続するとこうなります。

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反対側にはマイク接続の3.5mmジャックと出力用の同形のコネクタ。

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上に辿るとMac。下に辿るとマイク本体につながっています。

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スタンドを組み立てて、マイクを乗せた状態。

・動作保証機器の幅は極めて広い

本体パッケージに対応OSの記載があり、そこには「Windows XP」の文字も。
この時点でその時代から何も変わっていないことを伺い知ることができますが、性能的には「Pentium Ⅱ 266MHz」以上のコンピュータかつUSB-Aポートを備えていれば動作するようです。

今時、Pentium Ⅱを使うユーザーは皆無だと思いますが、Type-CやThunderbolt 3が普及しつつありますので「USB-A」ポートがないという方はいらっしゃるのではないかと思います。その場合は、USBハブなどでType-CをUSB-Aに変換すれば本製品を利用できます。(MacBookで動作しました)

なお、Mac OSでの利用は10.6以降となっていますので、Intelチップ搭載のMacでないと動かないと推測されます。

Macでの設定方法は以下の通りでした。

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『システム環境設定』>「サウンド」>「入力」>「UAB_80」を選択し音量などを調節。
Macではこの手順のみで利用することができます。録音はQuickTimeやGarageBandで行えます。

Windowsでの設定方法についてはこちらで確認いただけます。(SONY公式ページ)

・総評

セットアップを終え、音声を録音してその音源を聴いてみると¥3,000程度のマイクにして上出来だと感じました。

もちろん、お高いマイクなどと比較すると足下にも及ばない音質ではありますが、目立つノイズもなく「普通に聴ける」音質です。もちろん、再生環境により音質は左右されますが、ライブストリーミングや私のようにとりあえず録音したいという用途には十分すぎる完成度です。

しかしながら、マイク本体の重量が300g程度ありますので、長時間手持ちで録音するといった使用用途には不向きかと思います。あくまでも、付属のスタンドと併用して音を録音するというのがベターな使い方と言えます。(お高いマイクは重いので、それに慣れている人なら気にならないかもしれませんが)

価格も手頃で「そこその音質」を楽しめる本製品。
簡易的な録音やライブストリーミング用のマイクを探しているという方には良い機種だと思いますので、是非チェックしてみて下さい。

最終更新日:2020年7月25日