みなさま、こんにちは。Kazuto Tanabe です。

今回は、毎年恒例となっている「買ってよかったものランキング」と「読者が最も購入したガジェットランキング」をご紹介します。
なお、対象となる製品は、本誌で2019年12月28日時点でレビュー済みの製品並びに、販売数が多かったものです。

買ってよかったものランキングは、1位をベストバイとし、第3位までを発表、読者が最も購入したガジェットランキングは1位から5位までの製品をご紹介します。

・今年のベストバイは…。

おそらく、誰もが予想したであろう結果ですが、Apple Watch Series 5 が2019年のベストバイプロダクトです。

2017年の Series 3 に続き、Apple Watch をベストバイに選ぶのは今回で2回目となりますが、やはり Apple 製品は強い。磨き上げられたプロダクトクオリティ、ユーザービリティ(使い勝手)など、価格が価格なだけはありますが、価格に十分見合う物を常に提供していると再認識させられました。

また、機能面的にもディスプレイの常時点灯に対応し、「普通の時計として使えるようになった」点も、Apple Watch を愛用してきたユーザーとして、高く評価しています。これらの点が相まった結果により、Apple Watch を2019年のベストバイプロダクトとして選出しました。

Apple Watch Series 3 ユーザーが Apple Watch Series 5 に乗り換えた理由

2位

2位は、Anker PowerPort Atom PD 2 です。

本製品は、本体に2ポートのUSB-Cポートを搭載しているUSB-PD対応の充電器で、最大60Wの出力が可能となった製品です。怪しいUSB-PD製品が溢れる中、性能、安全性共に文句の付けようがないUSB-C充電器で、2台目を買うほど個人的に気に入っている製品です。

[レビュー]Anker PowerPort Atom PD 2 がやってきた! 2ポート60W USB-PD充電器をチェック

3位

3位は、先日レビューしたばかりの ZOOM UAC-2 です。

実は、購入からかなりの日数が経過してのレビューとなりましたが、DAC として使い込んで非常に満足のいく製品だったため、急遽レビューしたほどです。私が愛用している SHURE SE846 の音をブラッシュアップし、音楽ライフの可能性を最大限に引き出してくれました。

[レビュー]DAC としての ZOOM UAC-2 をチェック

・番外編 -音楽-

本記事を作成するにあたり昨年の記事をみていた所、音楽がランキングに入っていたので、本誌上では紹介していないものの、番外編として、今年リリースされた作品から私のベストソングをご紹介します。

私が、2019年のベストソングとして選んだのは「ぴこぴこ東京 (feat. 眞白桃々) – Single」です。

何度も聴きたくなる特徴的なサウンドと、変わらない。けれど変わり続けている「中田サウンド」が炸裂している神曲です。Perfume の「ナナナナナイロ 」と最後まで迷いましたが、より中田サウンドらしい中田サウンドは、ぴこぴこ東京 だと思うので、こちらを選びました。

・読者が最も購入したガジェットランキング

ここからは、本誌の一部記事の最後に設置している Amazonアフィリエイトリンクより購入された製品の中で、最も販売数が多かった製品を、「読者が最も購入したガジェットランキング」としてご紹介します。

1位 Anker PowerPort mini
2位 Anker 24W 2ポート USB急速充電器
3位 Anker PowerCore 10000(レビュー記事へ)
4位 Echo Dot 第3世代
5位 Anker PowerCore 10000 PD(レビュー記事へ)

4位以外を Anker の製品が占めており、しかも上位2製品に関しては本誌上ではレビューすらしていない製品が「最も購入された」製品となりました。なお、Anker 24W 2ポート USB急速充電器 は昨年のランキングでも2位を獲得しており、長く選ばれ続けている製品であるということがわかります。

2019年は、時代の移り変わりを考慮し、USB-C製品のレビューを増やしてきましたが、一般的にはまだまだUSB-A製品が支持されており、本誌が提供する情報と世間との間に大きなギャップがあることもわかり、今後の改善点としても大変有意義なデータとなりました。

・2019年は反省の多い年

2019年の Purudo.net を一言で振り返ると「停滞」という言葉が最もしっくりきます。

アクセス数的には、昨年の2.7倍を記録しており、毎月過去最高PVを記録するという嬉しい記録を樹立しました。

しかしながら、今年1年間で公開できたレビュー記事はわずか15本と、2018年の大幅に下回る結果となりました。これは、レビュー記事を最大の強みとする本誌としては、最大の失態とも言える惨劇です。また、10月の消費税増税や長引く日本経済の低迷が、本誌の収益性に少なからず影響を与えたことも、停滞感を演出してしまった要因だと考えています。

但し、2019年は更なる飛躍のために準備を重ねた1年でもあり、運営の上下分離(媒体保有社と運営社の分離)や、海外拠点の開設、持続可能な運営に向けた投資を行いました。こちらに、あらゆるリソースが裂かれ、読者のみなさまには「停滞感」を感じさせる結果となってしまいましたが、これらは徐々に花ひらくものですので、2020年以降にご期待頂ければ幸いです。

その停滞感が強くある中でも、How to 記事の追加による新規読者の獲得、海外拠点を活用した記事制作により、PVの増加、読者層の拡大を図れたのも事実ですので、こちらは2020年も継続して実施していきたいと考えています。

最後となりましたが、日頃よりご愛読いただいている読者の皆様に改めてお礼を申し上げると共に、2020年も変わらぬご愛顧を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

最終更新日:2023年12月31日

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