2023年において、記事のタイトルに「死」というワードを入れることができるのは、コンプライアンスが厳しい昨今においては、好き勝手にやっている本誌くらいなのではないでしょうか。
みなさま、こんにちは。そして、ご無沙汰しております。Kazuto Tanabe です。
冒頭から飛ばし気味ではありますが、このところ沈黙を続ける本誌について、どういう状態になっているのかを簡単にご説明しておこうと思います。
News 記事は終了
本誌では、固定読者を創出するために News 記事を配信していましたが、これについては23年の7月をもって終了としました。
元々、このジャンル自体が赤字であり、特に読者の皆さまにとって深い意味はなく、運営側の都合だけで継続してきたものですので、こちらについては年間予算が尽きた段階でディスコンとしました。
ですので、本誌は50%は死んでいるといえるかと思います。
技術解説系は新作を準備中
本誌のPVの約6割を占める、USB-C のアレコレなどのビギナー向けの技術解説系の記事は、新しいものを準備しています。
とはいえ、次で紹介する理由につき、現時点では公開できません。
レビュー記事は?
「ほならね、レビュー記事は書けるじゃろ?」という声が聞こえてきそうですが、こちらについては少々複雑な事情があります。
まず1つ目は、まもなく登場するであろう次期 iPhone の端子やそれを巡る仕様が大きく関係しています。更新を停止している間も各社から様々な新製品が登場しましたが、場合によっては製品寿命(=レビュー記事の賞味期限)があまりにも短く散ってしまう可能性があるため、おおむね新規制作を停止しています。
これは、先の技術解説系の記事にもいえることであり、何も更新がない理由の1つであったります。
2つ目は、今日までにも2本のレビュー記事を公開しようと試みましたが、本誌の記事化条件に満たさなかったため、制作を打ち切ったことが影響します。
この内容については、公開の是非を検討しましたが、昨年の某メーカーの炎上の一件もあり、余計なことには首を突っ込みたくないという心情や、そもそも本誌が指摘しなくとも、Amazonレビューがこの内容で荒れ始め、メーカーが対応を行うのは時間の問題なような状態ですので、個人的にも「まぁ、放置するか」となり、記事化打ち切りとなりました。
消費者利益の追求を最優先事項としてきた本誌ではありますが、だからといって無闇矢鱈に物事に介入する気はなく、必要と思われた時点で登場し、刈られるくらいが丁度良いかと思っています。
今後はどうするの?
本誌の今後の運営スタイルについては、未定な部分が多く、現時点では特にこれといってお伝えできるような内容のものは何一つありません。
とはいえ、iPhone、Apple Watch などの今秋の Apple 新製品群については、レビューする予定ですし、これに関連するガジェットの紹介も行うつもりではいます。
ですので、あと半月程度は「長い夏休み」と思っていただき、興味がある方はこれらの製品が出た後に、再び戻ってきていただければと思います。
↑最近買ったもの