みなさま、こんにちは。Kazuto Tanabe です。
今日は、2022年の大晦日ですが、読者のみなさまはいかがお過ごしでしょうか。私はお休みではなく、いつもと変わらない日常が流れています。
しかし、世間的には年末は特別なものであり、何かと1年の総括が行われがちなタイミングです。本誌でもそんなタイミングに合わせ、毎年の恒例企画として筆者の個人的なベストバイをご紹介しています。
と言うわけで、今年も「個人的な買ってよかったものランキング」と「読者が最も購入した製品ランキング」をご紹介します。
買ってよかったものランキングは、1位をベストバイとし、第3位までを発表、読者が最も購入したガジェットランキングは1位から5位までの製品をご紹介します。
・今年のベストバイは…
今年のベストバイは、Satechi 165W USB-C 4-Port PD GaN Charger です。
本誌を頻繁にご覧いただいている方なら、「だと思った」という声が聞こえてきそうなくらい、本誌で激推し&頻繁に名前を出していました。それは、個人的に非常に満足していることの証明でもあり、2022年の買い物で一番買って良かったと思っているモノです。
ちなみに、USB-C 充電器のレビューが多い本誌ですが、ベストバイに USB-C 充電器が選出されるのは今回が初めてだったりします。
本製品は、USB-C が4ポートある充電器で、合計最大165Wの出力が可能な業界トップクラスの性能を誇る製品です。また、安全性や機能性も抜群で、史上最高の USB-C 充電器と言っても過言ではないものです。とはいえ、購入から月日が経ち、やや使い勝手の悪い部分もあるので、2023年に出力が向上した新型を期待したいところ。
・2位は
2位は、MacBook Air with M2 です。
今年は、iPhone、Apple Watch、iPad と例年に増して Apple 製品のレビューをお届けしました。その中でもやはり MacBook Air with M2 は別格でした。
筆者が MacBook Air 2018(Intel)からの乗り換えであったことも相まって、性能向上や省電力性能には何度も驚かされました。さらに、これまで持ち歩くことが多かった MacBook 用のモバイルバッテリーを全く持ち歩かなくなり、荷物の重量が大幅に減少したことは嬉しい副産物でした。
そして、何度でもいいますが MagSafe 3 が最高すぎます。
・3位は
3位は、Belkin BOOST↑CHARGE PRO Apple Watch 用ポータブル急速充電器 です。
購入後、これといって目立ったことはなく、今日まで使い続けてきましたが、裏を返せばそれだけ満足度が高いということだと思います。本製品は、Apple Watch Series 7 以降の Apple Watch を高速充電できる充電器で、Apple 製品と親和するデザイン性の高さや性能面など、非の打ち所がない製品です。
筆者が最近になって、また買い足すという行為に出るくらいオススメできる製品です。
・読者が最も購入した製品ランキング
本誌では、各記事の底部などに Amazon アフィリエイトリンクを設置しています。
2022年を通して、本誌が設置しているこのリンクを経由して購入していただいた商品の中で、人気の高かった5製品をご紹介します。
2位:Belkin BOOST↑CHARGE PRO 65W DUAL USB-C GAN WALL CHARGER WITH PPS
3位:パナソニック コイン型 リチウム電池 CR2032P 2個セット
4位:Anker PowerLine III Flow USB-C & USB-C ケーブル
5位:Apple AirTag
*レビューがある製品は製品名をクリックで記事へ
「え?なんでこんなに電池が売れてるの?」という声が聞こえてきそうなランキングですが、これは、7月に公開した AirTag の電池が切れたので交換してみた という記事を非常に多くの方にご覧いただき、その中で紹介したボタン電池2製品が大量に売れたためです。
そして、2位には Belkin の65W充電器がノミネート。レビュー記事公開当初から「よく見られるなぁ」と思っていた記事でしたが、販売数としても年間2位となりました。個人的には、良い製品だとは思いつつも Satechi 108W があるので、結局は使ってくれる人に譲ってしまいました。
4位には、Anker の USB-C ケーブルがランクイン。こちらも非常に使い勝手の良い製品で、価格もお手頃であるため多くの方に支持されたのではないでしょうか。私も USB-C と Lightning 版を様々なシーンで引き続き愛用しています。
5位には Apple の AirTag がランクイン。こちらも電池交換の記事が影響してそうではありますが、発売後1年程度で飛躍的に向上した認知度や、Amazon が何かとセールで売ることが多かったことも影響しているのかもしれません。
最後になりましたが、本誌で紹介した沢山の商品をご購入いただき、ありがとうございました。みなさまからお預かりした収益は、今後も本誌の運営に全額使わせていただきます。
・ところで…
Purudo.net というサイトを立ち上げて、2022年で7年が経過しました。
これまでも世界各国の数多くの方からご利用いただき、成長して参りました。この記事をご覧の方の中には、最初期からご覧いただいている方もいるかもしれません。また、人ぞれぞれ持つ想いは、人の数だけあると思います。
しかし、圧倒的多数の方は今年、Purudo.net というサイトを知ったのではないでしょうか。
というのも、今年の7月に Anker 736 Charger (Nano II 100W) の記事で本誌は IT 業界内で炎上し、1日に25万PVを記録、大手メディアに取り上げられたり、その記事がYahoo!ニュースに配信されたりと、もはや笑うしかない事案が発生しました。
この事案に対する見方は人それぞれではありますが、この事案以降、本誌のPVは倍以上に成長し、その数字を維持し続けています。この数字は、本誌をこの事案で知っていただき、読者になっていただいた方が多数存在するからこそ打ち立てた記録であると思います。
誌面上ではあまり言及してきませんでしたが、本誌は消費者利益を最優先事項として考える媒体であり、このスタンスを日々守り、高めてきたつもりです。その方針が近年の情勢や先の事案に合致し、多くの方にご評価、ご理解いただけたことを大変嬉しく思っており、心から感謝申し上げます。
2023年も、以前から本誌を知っていただいていた方、今年から本誌を知っていただいた方の両方にご満足していただける記事を作っていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
・よいお年を
読者のみなさまにとって、2022年はどんな年でしたでしょうか?
年末年始になると、1年を振り返ったり、新しい年の目標を立てたりと、何かと自分を見つめる機会が増えると思います。ここ数年、社会全体が不確実性の闇に飲まれ、あまり明るい話題もない日本ですが、それでも良いこともあったと思います。
2022年という年に、本誌が読者の皆様のお役に少しでも立てたなら、これ以上嬉しいことはありません。また、2023年という年もみなさまにとって、より良い1年となることを願ってやみません。