みなさま、こんにちは。Kazuto Tanabe(@WWDC1999)です。
今回は、cheeroさんより発売されている「Sleepion」の新モデル「Sleepion 2」をレビューします。
(ちなみに、3ヶ月前くらいにフライングで試作機をご紹介していたりしますw)
そもそも、Sleepionってどんなもの?
という方のために簡単に説明すると、Sleepionは「音」「光」「香り」の睡眠に必要な3要素で快眠へと導く、世界初の睡眠をサポートするガジェットです。
そのSleepionが、装いと機能を新たに「Sleepion 2」として生まれ変わりました。
今回から数回に分けて、Sleepion 2の魅力を隅から隅までお届けしていきたいと思います。
今回は開封を行い、基本的な機能などを確認していきます!
パッケージ(なんか美味しそう)
宙吊り販売対応…
帯で隠れていましたが、パッケージ自体にも「Sleepion 2」と入れられています。(エンボス加工?)
内容物は、本体、アロマパック、取説類となっています。
取説類の袋には、収納袋、本体充電用のMicroUSBケーブル、取扱説明書、スタートアップガイド、アンケートが入っていました。
アロマはヒノキ、ラベンダー、ゼラニウムの従来3種に加え、新たにフォレスト、レモングラスが追加され、合計5種類の香りが用意されています。
右上は、ブランクといい、香り付けがされていないリングとなっていますので、お好みのアロマをつけることができます。
本体
本体正面の各部名称は上記の通り
背面には3.5mmヘッドフォン端子が配置されています。
電源ボタン(再生/停止/消灯 兼用)は本体の右側面に配置。
上のダストキャップを取り外すと、アロマリング取り付け部分が出現します。
下部のダストキャップも取り外せ、こちらを外すと各種仕様などが確認できます。
Sleepion 2はバッテリー駆動前提で設計されており、バッテリーを本体から完全に分離できます。
分離したバッテリー(何か見慣れぬ端子が…)
バッテリーを取り外すと、謎の端子が登場。
この端子は、『cheero link」(チーロ リンク)という名称になっており、説明書によるとcheero linkに対応したバッテリーは電気以外にコントロール信号も供給するとのこと。この端子のおかげで、電源ボタンに、電源ON/OFF以外に再生/停止/消灯機能を割振ることができている模様。なお、cheero linkは今回が初出で、今後リリースされるcheero製品に実装…はされなさそうなので、Sleepion 2のために開発されたといっても良さそうです。
ちなみに、バッテリーと本体はマグネットでガッチリ固定されますので、こんな風にダストキャップを外して逆さを向けても分離することはありません。
(MagSafeっていうの禁止)
ちなみに、Sleepion 2に付属しているバッテリーは、cheero Power Plus 3 stick 3350mAhをベースに作られており、雰囲気はホボ同じです。
ホボ同じといってもSleepion 2の高さに合わせるために、やや大きくはなっています。
入出力が変更されPP3sと比べると、5V/1.3A入力が1Aに落とされ、5V/1A出力が5V/1.5Aに上げられています。
また、製品名として「cheero Power Stick」(CHE-87)が与えられており、容量は3350mAh(12.06Wh)、Production year:2017となっており、これも立派な新製品です。もっとも、機能やボタン類の配置が全く似ても似つかぬ状態ですから、PP3sと比較する方がナンセンスではありますが。
なお、このバッテリーはUSB-A端子があるので、普通のモバイルバッテリーのようにiPhoneなどを充電できます。
iPhone6s接続時に、4.98V/0.92Aと1.5A出力の割に遅い気もしますが、そういう製品ではないので無問題。
もはや、これ以上やるとバッテリーのレビュー記事になってしまうので、もっと詳しいことが知りたい方はこちらをご覧ください。
ここからは、初代Sleepionにも出てきてもらい「Sleepion 2」と見比べてみます。
Sleepion 2の傑出している部分といえば、私はやはり本体サイズだと思っています。
(73W×45D×104H mm 重量:190g(共にバッテリー含む))
上下の画像を見ていただいても分かる通り、相当小型ですので枕元にそんなに広いスペースがない!という方でも使いやすいサイズ感です。にも関わらず、Sleepion 2は初代では外付け&別売だった専用バッテリーが内蔵設計になったため不要。ケーブルレスになるので、見た目もスタイリッシュになりました。
そして、個人的に嬉しかったのは「ダストキャップ」の存在。
初代Sleepionはスピーカーが上向きに設置されているにも関わらず、スピーカーがホボむき出し状態。
埃の混入が気になる私は、使用時以外は横向けにした上で、布をかけていました。
が、それも昨日までのお話。小さなポイントですが、個人的には相当嬉しい改善です。
それに加え、耐久性に難のあったアロマリングと設置方法も改善され、もうあんな面倒なことにならなくて済みます。(ちなみに、この記事の後も何回も同じ症状が出ています)
ですが、よい面ばかりではないのも事実です。
ここは初代の方が良かったなぁ。と思っているのはボタン類の配置。
電源ボタンやその他、Sleepion 2を操作するにあたって必要なボタンが全て右配置になっています。
初代は背面に横一列に配置
私は右利きなので問題ないですが、左利きの人からすると右側に全てのボタンが寄せられているのは、やや使いにくいのでは?と感じます。(左利きの皆さん いかがでしょう?)
ボタン配置以外にも、バッテリー駆動が前提になった仕様になり、外部電源での駆動ができなくなったのがやや気になっています。使おうと思ったらバッテリーが切れていた。使用中にバッテリーが切れて電源がOFFになってしまった!という場面に出会いそうな予感しかしません。
製品特性上、就寝前などの使用前にしか触りませんし、起床時の意識がはっきりしない状態(人によるとは思いますが)でバッテリーの残量は確認しないと思うんですよね。
現状では、予備バッテリーの販売も行われていませんし、何かしらの別ユニットを作るなど本体のバッテリーが切れた時の代替オプションは欲しいな。と感じています。(バッテリーの充電に約3時間かかりますし)
今回、私が購入したモデルはホワイトですが、もう一色ブラックの用意もありますので、お好みやお部屋の雰囲気に合わせて選んでみてください。また、次の記事で詳しく触れますが、本体の駆動時間はスリープモードでの使用で約28時間となっています。
最後に何点か上記で触れていなかったことを箇条書きで記載しておきます。
・説明書類に同梱されているハガキを記入してポストへ投函すると、保証期間が1年半に延長されます。
・アロマリングの販売価格は10枚 ¥2,400を予定しているそうです。
・本体と同梱されているアロマリングの内訳はラベンダー5枚、ヒノキ5枚、レモングラス3枚、ゼラニウム2枚、フォレスト2枚、ブランク3枚の計20枚となっています。
今回は、開封と外見のレビューを中心にお届けしましたが、次回はSleepion 2の「機能」や「使用感」などをお届けしていきます。今回ですら随分長くなってしまっていますが、次回からもこの調子で書いていきますので、お時間がある時や分割するなどして無理のない程度にお読み頂ければと思います。
Sleepion 2は既に、cheeroさんのオフィシャサイトでの販売が始まっています。
価格は¥19,800となっており、記事執筆時点での出荷予定日は10月上旬となっているため、注文後すぐにお手元に届くと思います。(Amazon Pay決済/電話注文対応)
気になった方や睡眠に悩みがある…。という方は是非、チェックしてみて下さい。
本体の仕様や機能をチェックする続きの記事はこちらから!
・<レビュー> cheero Sleepion 2のモードや仕様を詳しくチェック!
cheeroさんのオフィシャルページはこちらより。