みなさま、こんにちは。Kazuto Tanabe(@WWDC1999)です。

今回は、昨日より販売が開始されたAnkerの新製品「Anker PowerLine II USB-C & ライトニング ケーブル」をレビューします。本製品は、AppleのMFi認証を取得したUSB-C – Lightningケーブルで、本稿執筆時点では同カテゴリー唯一のMFi認定製品となっています。

それでは早速、レビューしていきます。

・開封&レビュー

パッケージ

内容物は本体、説明書類

待ちに待ったMFi取得のUSB-C to Lightning

・iPhone付属充電器と比較

レビューの趣旨からやや逸脱しますが、本製品とAnker PowerPort Atom PD 1の組み合わせとiPhone付属の充電器とケーブルを比較してみます。

パッと見では区別がつかないほど、似通った両製品ですが、Apple純正セットが5V/1A充電なのに対し、Ankerの組み合わせは最大15V/2A。満充電所要時間にして約2時間程度の差があります。(本誌検証結果)

コンパクトさで言うと、Apple純正セットの方がやや勝りますが、ケーブルの強度や充電速度を考慮すると、どちらが良いのかは火を見るよりも明らかです。

・電圧チェック

Ankerからの発売、ましてやMFi認証を取得しているので、全く疑うつもりはありませんが一応、挙動を確認しておきます。

まずは、高速充電非対応のiPhone SEを接続した場合の挙動。

4.98V/1.54Aを記録

次に、高速充電に対応したiPhone 8(バッテリー残量52%)を接続した時の挙動。

8.91V/1.32Aを記録

iPhone SEを接続した場合、iPhone 8を接続した場合共に、それぞれが対応する最大の急速充電モードでの充電が確認できました。

・充電音が2回鳴る原因

こちらは、本体と関係のないことですので、余談的にお読みいただければと思います。

本製品をUSB-PD充電器に接続し、高速充電に対応したデバイスを接続すると充電音が2回鳴る場合があります。
これは、故障などではなく、本体の仕様に起因する挙動(Hard Reset関連)で、高速充電対応・非対応機種の充電・同期に対応させる都合上、やや無理のある設計がなされていることで発生する現象です。なお、この設計は、Appleが行なっているものであること、MFi認証取得に課せられた要件にも含まれている為、今後登場するどのメーカーのケーブルでも同様の動作が考えられます。

また、この仕様が原因で、充電に失敗するケース(充電マークは出るが一向に残量が増えないなど)もあるようですので、ACアダプタとの相性問題が発生するケースもあると推測できます。なお、iPhoneにケーブルを接続してから、ACアダプタ(充電器)にケーブルを接続することで回避できるケースもありますので、万が一充電に不都合がある場合はお試し下さい。

・総評

ケーブルのレビューは、あまり語れることがないので手短なレビューとなりましたが、同カテゴリーのベストバイケーブルと言い切って良いと思います。

先日発売された、Anker PowerPort Atom PD 1やAnker PowerCore+ 19000 PDとの相性もバッチリですし、USB-C系MacBookユーザーとしては、USB-C – LightningケーブルにApple純正品以外の選択肢ができたことに嬉しさすら感じます。また、長年純正ケーブルしか手に入らないという問題が、ようやく終わりを迎え、自由な選択肢を持てる時が来たと思うと、今後も楽しみになります。

また、純正ケーブルと比較すると、価格もリーズナブルですし、コスト的にUSB-Cへの移行を断念してたハードユーザーの乗り換え先としてもベストな選択肢だと思います。

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