みなさま、こんにちは。Kazuto Tanabe(@WWDC1999)です。

今回は、2018年2月8日より販売が始まるcheeroの新製品「cheero Power Mountain 50000mAh」をレビューします。

本製品は、cheeroとしては初めてUSB-Power Delivery(USB-PD)に対応したバッテリー製品となっており、独特のおにぎり型の筐体や本体に合体できる充電スタンド、高輝度LEDライトが特徴となっている、アウトドアや万が一の時に便利なモバイル電源製品となっています。

今回は、cheeroさんより事前にサンプルを貸し出していただきましたので、開封とレビューをしていきます!

・開封&レビュー!

パッケージ

内容物は本体、スタンド、本体充電用Type-C to Cケーブル、取り扱い説明書です。

付属のケーブルは100cm。何気にcheero初のC to Cケーブル。

本体

各部の名称は以上の通り

残容量インジケータは%表示となっています。

反対側には本体の仕様などがプリントされています。

付属のスタンドと合体。

iPhoneを置いたり、

iPadを置いたまま充電する時には便利です。

ちなみにスタンドの角度は60度固定となります。

・本体の入出力をチェック

まずは、USB-Aポート(Auto-IC 合計5V/4.8A,各ポート最大5V/2.4A)の電圧から。

iPhone SE接続時に5.04V/1.11Aで急速充電ができています。(iPhoneバッテリー残量74%時)

左右のポートで確認しましたが、どちらもこれくらいの数字で片側にiPadを接続しても電圧に大きな変化はありませんでした。

次にType-Cポートの入出力をチェック。
出入力共に最大40Wで、cheeroとしては初めてUSB-Power Delivery対応となっています。

MacBookへの出力。20.2V/1.40A(28.28W)で付属のACアダプタと同じ速度で充電できています。

本体への入力(充電)は14.8V/2.30A(34.04W)となりました。

今回、動作検証などで使用したUSB-Power Delivery対応のACアダプターは全て、Apple純正の29W充電器です。

なお、本製品にはUSB-PDに対応したACアダプターは同梱されていませんので、別途購入する必要があります。
ちなみに、取り扱い説明書では付属ケーブルとUSB-PDに対応したcheero製ACアダプター(CHE-320)での充電が推奨されていますが、記事執筆時点ではcheeroからはUSB-PDに対応したACアダプターの販売は開始されていません。

余談ですが、CHE-320は(確か)最大30W出力のType-Cポート1つと、Quick Charge 3.0に対応したUSB-Aポートが1ポートある小型のACアダプターだったかと思います。

・これ、設計ミス?それとも意図して?

個人的に「え?」と思ったのが、付属の防滴カバーの寸法。
防滴カバーをしたままでも端子類が使えるよう、USB-AとType-C端子部分に切り込みが入れられており、カバーを外すことなく端子を露出できるのですが…。

USB-Aポートは防滴カバーをしたままでも接続可能ですが、Type-Cポートはまさかの接続不可。

防滴にする都合上Type-Cを犠牲にする必要があったのかもしれませんが、使えないのであればそもそも開放できるようにしなければ良いのでは…?と思ってしまう、何がやりたかったのかがよくわからない構造になっています。

・災害時には便利かもしれないが、普段は何に使えば…。

サンプルをお借りして既に1週間程度、デスクの端にたたずんでいますが、まぁ、使わない。

そもそも、モバイルバッテリーを家で使用するというシーン自体、日常では滅多に起こりませんし災害時などの非日常にならなければ、まず使わないだろうな。と個人的には思っています。それに50,000mAhという容量はモバイルバッテリーにしてはスペックオーバー、けれども外部電源としては少し頼りない容量です。

さらに、AC(コンセント)やDCポートがないため、使い方がかなり限定されてきます。

帯に短し襷に長し とはまさにこのこと

また、今回ご紹介しているcheero Power Mountain 50000mAhには「cheero Power Mountain Pro 50000mAh」というモデルも存在します。

2分頃より紹介開始

こちらのモデルは、cheero Power MountainをベースにしつつUSB-Aポートを1つ減らし、代わりにDC 12Vポートが用意されているモデルとなっています。こちらのリリースは、今年の春頃と、少し先にはなっていますが、DCジャックからの給電/充電ができる機器の数とUSBで充電できる機器の数の差や幅の違いを考えると、個人的には「Pro」の方が実用的で使いやすいのではないかと思っています。

(USB-Aが消えていく過程にあることですし)

・総評

「ものは良いけど、どこか中途半端」というのが、私が本製品に対して思っていることです。

恐らく、cheeroさんが利用を想定している「スマートフォンやタブレットをメインで使う層」に私が該当しない。というのも大きな理由かとは思いますが、持ち運ぼうとは思えない重量の割にUSB-Aが2つとType-Cという構成に物足りなさを感じます。まだ、ProのようにDCジャックがあれば、使える幅が広かったのですが。

個人的には、何かしらの電源として大きめのバッテリーが欲しい。という方は、潔くACなども利用できるcheero Energy Carry 500Whを選択した方が幸せになれると思います。というか、Energy CarryとProがあるから、本製品がどこか中途半端に映ってしまうのかもしれません。

あと、ACアダプターが同梱されていない。というのはかなり致命的な問題だと思います。スマホやタブレットの利用がメインのユーザーやそんなに詳しくない人に、(怪しい製品が溢れる)現時点で30WのPDアダプターを買え。というのはユーザーにとって優しくない話ですし、cheero純正品の用意もない状態では「どうすれば良いの?」と感じる人が多いのではと思います。

あくまでも個人的な意見ですが、数千円の価格上昇になったとしてもUSB-Power Delivery対応のACアダプターが同梱されていた方が、ユーザーには優しい製品だったかと思います。

最後に本体の仕様などを改めて、まとめて記載しておきます。

容量は50,000mAhで、iPhone Xで約14回、iPhone 8を約21回、MacBookを丸2回充電することが可能です。
本体重量は860g、本体充電時間は別売りUSB-Power Delivery(30W)対応充電器使用で約8時間となっています。

安全機能として、過充電時 、過放電時、ショート時、発熱時の自動停止機能に加え、デバイス充電完了時自動停止機能が搭載されています。※一部非対応機種有り

尚、このバッテリーの容量は50,000mAh(180Wh)ですので、航空機への持ち込みはできません。

 

発売は本日正午〜(2018年2月8日)※正午までは在庫切れになっています。
Amazonでの直販価格は¥19,800。初回限定価格は¥14,500となっています。

 

cheeroさんの公式ページはこちらより。

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